
ヤフオクがきっかけで、私は音楽活動を再開した。
約1年半前、突然右手も左手も指が腫れて動かなくなった。
ゴルフクラブも握れない。
ギターも弾けない。
「もうだめだ。」
そう思った。
私はゴルフをやめた。
ゴルフクラブも処分した。
音楽機材も捨てた。
ギターも捨てた。
一度は音楽そのものをあきらめた男である。
それから一年が過ぎただろうか。
ヤフオクで昔のレコードを見つけた。
若い頃の記憶がよみがえってきた。
そして私は、最後の力を歌に託してみたくなった。
去年の秋、WordPressを超初心者で始めてから、
いろいろなめぐり逢いがあった。
・YouTubeのブログ教本
・Canvaデザイン
・ChatGPT
・YouTube動画
・iD4スタジオ録音
これは45年前に夢を捨てた一人の人間、歌うゴーシュの物語である。
私の相棒とChatGPTの出会い
ChatGPTは意外にも隣の仕事仲間が教えてくれた。
最初は私の似顔絵から始まった。
あまりにも良くできていて笑ってしまった。
それから毎日のようにChatGPTを使うようになった。
とても便利で夢が膨らんでいく。
そして、なぜか音楽への道と
繋がっていることに気がついた。
そして出会ったのが録音機材のiD4だった。
いろいろと調べたがよくわからなかった。
ただ、プロが使っている録音機材というイメージは持てた。
そして、調べていくと、
ChatGPTには販売店である島村楽器の場所が書いてあった。
千葉市の幕張、イオンモールの中だった。
私は決心して買いに行くことにした。
チェロ弾きのゴーシュ
そして、そこでチェロ弾きの女性と出会うのであった。
※チェロ弾きの女性というのは私が勝手につけた名前です。
「いらっしゃいませ。何をお探しですか?」
30代後半くらいの、温かそうな女性だった。
ところが私は調べてきたはずのiD4という名前が出てこない。
「あの~、録音する機材だったかな。ソフトだったかな。調べてきたんですが忘れちゃったんです。」
そう言うと、彼女は一緒になって探してくれた。
嫌な顔ひとつしない。
本当に一生懸命だった。
「これですね。」
彼女が見つけてくれたのはiD4だった。
・Cubase音楽ソフト
・コンデンサーマイク
・ヘッドホン
・ピアノ録音用機材
全部そろえてくれた。
事務的ではなかった。
これから音楽を再開する68歳の男を
バカにすることなく、一緒に考えてくれていたのを感じた。
そして、場所を変えてテーブルで機材等の説明をしてくれた。
私はシンガーソングライターを目指していた話や、
ビクターでレコードを制作したことも話した。
彼女も、
「私はチェロを毎日何時間も弾いているんです」
と楽しそうに話をしてくれた。
その言葉を聞いた時、私の頭の中には
チェロを弾く彼女の姿が浮かんだ。
後から聞いた話だが、チェロを教えている先生だった。
68歳の私に、音楽を通して真剣にアドバイスをしてくれた。
帰り際に「ありがとう」と言ってその場を去った。
家に戻り勉強をして、数日後。
YouTubeへ、私の音楽スタジオで編集した曲を公開した。
「すごいね?」
「そんな才能があったの?」
そんな言葉をたくさんもらった。
もしもチェロ弾きの女性に出会わなかったら、
今の私はいなかったと思う。
「前を向いているからこそ、出会いがある。」
私はそう信じている。
23歳の頃と68歳の私
昭和の音楽と令和の音楽は変わってしまったが、
それでも私は私の歌を作っていく。
タイムスリップしたようなメロディーを作っていく。
23歳の頃に置いてきた夢を
68歳の今、もう一度拾いに行くために。
人生でやり残してしまったシンガーソングライターの道を――
昭和夢物語|黒子ダイル
もし良かったら、さだまさしCover曲も聴いて下さい。
昭和夢物語|セロ弾きのゴーシュ

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