黒子ダイルとは、美容界の裏方として40年以上歩み続けている男。美容、音楽、人生をテーマに、自らの経験を言葉と歌で届けている。

最近、人との距離や孤独について考えることが増えた。
人生も半分をはるかに過ぎ、残された時間よりも歩いてきた時間の方が長くなった。
振り返れば、プロ野球選手を目指した少年時代があり、シンガーソングライターを夢見た若い頃があり、美容室を25年間経営してきた人生がある。
周りから見れば、好きなことをやり、自由に生きてきた人間に見えるかもしれない。
しかし、私も普通の人間である。
人の言葉に傷つくこともある。
断られたことを何日も引きずることもある。
孤独を感じ、自信をなくしてしまう夜もある。
そんな時、自分自身に向けて残しておきたい言葉をまとめてみた。
これは誰かに教えるための言葉ではない。
これからの人生を生きていく自分への手紙である。
人は去ることがある。
仕事も終わることがある。
それでも私は残る。
だから私は、自分の人生を生きる。
① 相手の反応で、自分の価値を決めない
人が私をどう見るかは相手の問題。
私の価値は私の人生が決める。
② 断られても、人生は何も失っていない
断られたのは提案や誘いであって、私自身ではない。
私は何も欠けていない。
③ 人は私を救わない、自分で自分を救う
誰かの言葉や行動を待たない。
自分の機嫌は自分で取り、自分の人生は自分で立て直す。
④ 孤独は不幸ではなく自由である
一人だからできることがある。
一人だから好きな場所へ行き、好きな歌を歌える。
⑤ 人との距離を一歩引いて見る
感情が動いたらすぐ反応しない。
「そういう考えの人なんだな」で止める。
⑥ 私は全員に好かれなくていい
合う人もいれば合わない人もいる。
それは人間として自然なことである。
⑦ まず自分の希望を聞く
相手に合わせる前に、
「私はどうしたい?」
と自分に聞く。
それが自立の第一歩である。
⑧ 嫌な言葉は相手の心の表現である
相手の言葉は相手の価値観から出ている。
私の人格を決めるものではない。
⑨ 人生の主役は私である
遠慮して脇役を続けない。
残りの人生は自分のために使う。
⑩ 今日を楽しむことを自分に許す
頑張ることばかり考えない。
歌いたいなら歌う。
行きたいなら行く。
楽しむことも人生の仕事である。
そして、今の私に一番必要な言葉はこれかもしれない。
「私は人に愛されるために生きるのではない。」
「私は私として生きるために生きる。」
「相手が去っても、私は残る。」
「私には私がいる。」
人は変わる。
好きだと言ってくれた人も変わる。
約束した人も変わる。
昨日まで近かった人が遠くなることもある。
でも、それは人生の自然な流れであって、私の価値がなくなったわけではない。
私は誰かに認められるために生きているのではない。
私は私の人生を生きるために生まれてきた。
断られてもいい。
理解されなくてもいい。
離れていく人がいてもいい。
人は去ることがある。
しかし、
私は私から去ることはできない。
だから一番大切なのは、人に好かれることではなく、自分が自分の味方でいることである。
孤独を感じる日もある。
不安で眠れない夜もある。
それでも私は知っている。
これまで何度も苦しい時期を越えてきたことを。
私は弱いから傷つくのではない。
人を大切にしてきたから傷つくのだ。
だから傷つく自分を責めない。
今日も生きている。
今日も前を向こうとしている。
それだけで十分である。
人がどう思うかより、
私はどう生きたいか。
人が来るか去るかより、
私は何を楽しむか。
人生の主役は私である。
誰かの評価ではなく、
私自身の心が、
私の人生を決める。
著者:黒子ダイル
私が何度も読み返した一冊
人との別れや怒り、苦しみに向き合う時、私が何度も読み返した本があります。
アルボムッレ・スマナサーラ著『怒らないこと』です。
私は自分が追い込まれた時、この本を何度も読み返していました。
正直に言えば、読んですぐ怒らなくなったわけではありません。
それでも、自分の怒りや苦しみを客観的に見るきっかけを与えてくれた本です。
火妖人物語を書き続ける中でも、この本の考え方に助けられたことが何度もありました。
また、スマナサーラ長老の著書では『苦しみをなくすこと』『心は病気』『心の中はどうなっているの?』なども読んでいます。
どの本も、自分の心と向き合うヒントを与えてくれました。
今でも心に残っている大切な一冊です。
▼『怒らないこと』はこちら

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