美容室を次々にオープンしていった私の経験から、これから店を出す方、今儲かっている方へ伝えたいことがあります。
結論:今が順調でも、むやみにお金を使わないこと。人の好意に流されないこと。経営は冷静さが命です。
なぜ1000万円で店舗を買ってしまったのか
当時、一人の美容師が「自分も美容室を開きたい」と言ってきました。
私は必死に物件を探し、大型スーパー前の物件を見つけ、「ここは良さそうですよ」と勧めました。
結果、信頼してオープンすることに。しかし1年後、
「ここでは経営できないから、買ってほしい」と言われ、私は1000万円で購入。
振り返ると、次のような理由でした:
- 銀行から無担保で2000万円の融資を簡単に借りてしまった
- 人の良さを勘違いしていた
- 借りたお金を自分のお金と勘違いしていた
- 「自分なら立て直せる」という根拠のない自信
- 経営者としてお金の勉強をしてこなかった
結果として、「いいことをしてあげた」と自分を納得させていました。
内装とスタッフ問題で大赤字
さらに内装にお金をかけ、スタッフも集めましたが、不正が発覚。
ポスティングや集客施策も効果がなく、昼間の人口が少ないことも後から知りました。
結局、この店舗は1年ももたず閉店。
当時、私は4店舗を経営。自宅から往復2時間の通勤も加わり、疲労困憊でした。
経営の浮き沈みを経験して学んだこと
店舗が減り、残ったのは2店舗。
うなぎ登りの時は銀行も応援してくれますが、下る道は上るよりもしんどいです。
今、儲かっている美容室経営者の方も、次のようなリスクがあります:
- スタッフが結婚・出産して退職
- 店を増やしたけれど人が集まらない
- 店長を育てすぎて独立される
- 近くに安売り店がオープン
- お客様の年齢や流行の変化
- 自身の年齢や家庭事情の変化
経営で一番大事なこと
私の経験から分かったのはお金をためておくことです。
- 利益が出てもすぐに使わない
- トラブルや不測の事態に備えて貯金する
- 貯金があると焦らず冷静な判断ができる
美容室経営での私の失敗まとめ
- 人のために無理をしてしまう
- 借金を自分のお金と勘違い
- 根拠のない自信で判断
- スタッフや環境の変化を甘く見た
これから美容室を開業する方へ
私の失敗談は成功体験ではありませんが、誰かの参考になればと思い包み隠さず書きました。
重要ポイント:
- お金の管理を甘く見ない
- スタッフや人間関係を軽視しない
- 店舗選びは慎重に
- どんなに状況が厳しくても、焦らず冷静に判断する
―― 美容人 黒子ダイル ――


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